世界で最もモータースポーツの歴史が長い「大英帝国」が生んだロールスロイスより小さい超高級4ドアサルーン!!
1992年12月25日に1993年モデルタキシードブラックのダブルシックス(博物館入り)でハンドメイドの歴史に終止符を打つかの様に生産を停止した時には、世界中のファンのみならず自動車評論家の方々がこぞって最終版を買われました。
世界中が経済不安に入ってゆく時、自動車メーカーも例に違わず大量販売に依る生き残りを選びました。
ジャガーカーズも少数手作り生産で、名車作りの夢を追い続けた結果、経営が続かず、フォードに全面買収されたのは皆様ご周知の事でしょう。
絶大なファンが大勢いた「味の有る」欧州車作りのポリシーは
「造り手が良い車を作るので共感を憶えてくれたお客様だけにお求め頂きたい」と云う事であり
大量販売方式の「万人に好かれる車」とは相反する部分も多いのです。
1960~70年代の音楽の様に1990年前半までに有った
「雰因気、味、何かを感じさせてくれる」ものとは何かが違って
「どうも今の車では満足し切れない」とおっしゃる車好きの方々が大勢おられると思います。
懐古(ノスタルジック)では無く今味わえる・・・・そのものがここに在るのです。
車以外では他にも色々あるでしょうが、車に於いてはフェラーリ328GTBであり、バンデンプラプリンセスであり、4ドアサルーンでは”ディムラーダブルシックス”なのであります。